パンケーキの見た目がシンプルでいいですね。
この奇跡のパンケーキは7月9日より販売開始予定です。
ちなみにこの前日には
上野でサメの展示会が開始するので、
よろしければそちらも見学してみてはいかがでしょうか。
ところで、この奇跡のパンケーキですが
奇跡と呼ばれる所以は、そのふわふわとした食感と
その舌触りにあるらしいです。
ただ、私は少し気になるんですよ。
最近あちこちで奇跡という表現を聞きますけど、
そもそも奇跡って具体的にはどれくらい凄いのだろうか。
奇跡(奇蹟、きせき、英: miracle)は、
神など超自然のものとされるできごと。
人間の力や自然法則を超えたできごととされること。
・・・と定義づけられてはいます。
これには今回のパンケーキの件は当てはまらないですよね。
ただ、スポーツなどでは
格上に対する劇的な勝利や信じがたいプレーを
奇跡と呼ぶことがあります。
サッカーでは、
ある国やチームが後半ロスタイムに同点・逆転した場合や、
圧倒的に格上のチームに勝利した場合に
その出来事を開催地の名を取って
「~の奇跡」と名付ける事があるそうです。
また、統計学的に極めて低い確率でしか起こらないことが
実現した場合にも用いられています。
心理学の研究を行う際に統計学が用いられる背景として、
心理学は「奇跡的な」ある特定の人物や事象に関して文学的、
記述的に行うものではなく、一般的で平均的な傾向、
すなわち統計的に有意ではない傾向を
統計学を用いて研究しています。
すなわち、既存の心理学の理論にはあてはまらない
統計学的に有意な態度や行動を行う人物は
少数ながら存在しており、
ある意味彼らの人生を
「奇跡」とみなすことは可能でしょう。
しかしまぁ、このパンケーキに
該当しそうな意味の奇跡が見つかりませんね。
「奇跡」という語は時として人々を惹きつける力を持ち、
それゆえこれを悪用する例もあります。
悪徳商法や悪意のある新興宗教の勧誘で用いられる手法ですね。
正直今回の場合、この悪用の意味としての奇跡が
一番しっくりしているんだよなぁ。
これに限らず、
奇跡の〇〇って聞いたら
どうしたって気になっちゃいますもんね。
この記事のタイトルしかり。
今回のものは悪徳商法では絶対ないと思いますが、
宣伝効果を狙って奇跡といったものであるのは間違いない。
とまぁ、ここまでいろいろ言ってますが、
正直奇跡なんて言われたらどうしたって気になっちゃいますよ。
実際凄く美味しそうですし。
そのうち食べに行きたいですね。
いやー、本当に奇跡って言葉はずるいわ。